単一仕訳画面の概要

[単一仕訳]画面は、単一振替形式で明細を入力できます。入力した明細は伝票ごとに一覧で表示されます。



設定項目名 説明
[所得の種類]

(個人の場合のみ)

プルダウンメニューから、事業者データに設定した所得の種類を選択できます。選択した種類に応じた伝票の一覧が表示されます。
[期間] 1月~12月、決算、中間(法人のみ)、および翌期3か月から選択できます。[全期間]ボタンをクリックすると、翌3か月を除くすべての期間を選択できます。
[計上区分リスト]

チェックを付けると、日付の横にプルダウンメニューが表示され、[決算]または[中間](法人のみ)を選択できます。この項目がブランクの場合は、通常月の仕訳として登録されます。

なお、翌期3か月の仕訳を表示しているときは、[計上区分リスト]は操作できません。

[日付] 取引の日付を3桁(mdd)または4桁(mmdd)で入力します。なお、[期間]タブで単月を選択している場合は、1桁(d)または2桁(dd)でも入力できます。
[伝票番号] 新規伝票の場合は次の動作になります。
  • [伝票番号管理][年毎自動採番][月毎自動採番]のときは[自動採番]が表示され、入力できません。登録後に[伝票番号管理]の設定に応じて伝票番号が自動で採番されます。
  • [伝票番号管理][手入力]のときは伝票番号を入力することができます。
なお、既存伝票の場合は伝票番号を入力することができます。
[借方]/[貸方] [勘定科目] 勘定科目を選択できます。サーチキーを入力することで、プルダウンメニューの絞り込みができます。
[補助科目] 補助科目を選択できます。サーチキーを入力することで、プルダウンメニューの絞り込みができます。
[部門] 部門を選択できます。サーチキーを入力することで、プルダウンメニューの絞り込みができます。
[税区分・率] 設定した勘定科目、補助科目から自動入力された税区分と税率が表示されます。税区分と税率はプルダウンメニューから変更できます。
[控除割合]

仕入税額控除割合が表示されます。

科目設定において適格請求書の区分が[該当]の場合、伝票日付に関わらず「控除100%」(ブランク表示)が代入されます。

科目設定において適格請求書の区分が[非該当]の場合、伝票日付に応じて控除割合が代入されます。
伝票日付 控除割合
令和5年10月1日~令和8年9月30日 控除80%
令和8年10月1日~令和11年9月30日 控除50%
令和11年10月1日以降 控除0%
なお、控除割合は税区分が次の場合に設定できます。
  • 原則課税:課対仕、課対仕返、非対仕、非対仕返、共対仕、共対仕返
  • 簡易課税:課仕入、課仕入返
[金額] 金額を入力します。
[税入力] [税抜処理]の場合
  • [内税][外税][別途]から選択できます。
[税込処理]の場合
  • [税込]で固定されます。
なお、次の場合には[別途]で固定されます。
  • 「仮払消費税等」「仮受消費税等」を勘定科目で選択しているとき
  • 「輸入取引」「リバースチャージ方式」に関する税区分を選択しているとき
[消費税額]
[税抜処理]の場合
  • 消費税の計算対象としたもののみ、入力した金額から自動計算された消費税額が表示されます。(消費税額は直接修正することができます。)

[税込処理]の場合

  • 消費税額欄は非表示となります。
[摘要] 摘要情報を入力します。プルダウンメニューから、登録されている摘要情報を選択できます。
[付箋] をクリックすると、伝票ごとに付箋の色とメモを登録できます。メモが登録されている場合は、吹き出しアイコンが表示されます。マウスオーバーするとメモの内容を確認できます。
参考:
  • キーボードの[F1]を押すと、定型仕訳を呼び出すことができます。
  • 日付の和暦と西暦の設定は、[基本設定]>[基本情報]>[会計期間]>[和暦・西暦]で切り換えることができます。
  • [税抜処理][税込処理]の設定は、[基本設定]>[基本情報]>[消費税設定]>[経理処理方式]で確認できます。
  • [伝票番号管理]の設定は、[基本設定]>[基本情報]>[会計期間]>[伝票番号管理]で確認できます。
  • 日付入力時は、月と日の間に空白や区切り記号は必要ありません。日付が正しく入力されていない場合は、「正しく日付を入力して下さい。」と注意メッセージが表示されます。
  • 画面に表示される伝票は1.[日付]、2.[伝票番号]、3.[入力日付(更新日付)]の順で表示されます。
  • 画面の読み込みが発生すると、伝票は自動的に並び替えされます。