「改定償却」と判定されている資産で「改定取得価額」の金額がゼロになっていないか、ご確認下さい。
資産入力時に「改定償却」と判定されましても、「改定取得価額」は自動計算をいたしません。
「改定取得価額」価額がゼロになっている場合は、「調整前償却額」が「償却保証額」を下回ることになった
事業年度の「期首簿価」を入力して下さい。
改定取得価額の詳細は下記、国税庁ホームページのタックスアンサーなどをご参考ください。
個別入力画面でご確認いただく箇所:
固定資産リスト画面(メニュー(2)資産入力-固定資産)で、改定償却かどうかをご確認いただくことができる箇所:
***改定償却 関連ご質問***
問.改定取得価額は、常に手入力が必要ということですか?
答.データ繰越後に作成された「事業年度更新後データ」上で
「税務上の期首簿価」を代入する処理を行う場合があります。
・データ繰越とは
翌事業年度のデータを新規作成する操作です
前期末簿価を、当期首簿価に置き換える、除売却した資産を登録抹消するなどの更新処理を行います。
・ご注意
改定取得価額への代入処理は、翌事業年度に改定償却と判定された場合の1回限りの処理です。
そのため、改定取得価額が「0」になっている資産を、データ繰越したとしても、
改定取得価額が「0」のままで内容が引き継がれてしまいます。
・ヘルプ(解説編より Ⅷ.繰越処理)より抜粋した、具体的な条件は下記のとおりです。
条件1は、「1回限りの代入処理」ことを意味します
条件2は、「改定取得価額の金額を引き継いでいく」ことを意味します