平成31年1月にe-Tax側でメッセージボックスのセキュリティ強化に関するシステム改修が行われ、以下①・②の仕様変更が行われました。

①メッセージボックス閲覧認証
セキュリティ対策の観点から、個人納税者に係るメッセージボックスの閲覧の際に電子証明書による認証が必要になりました。
税理士が個人納税者の代理申告を行った場合に格納されるメッセージも同様です。
法人納税者については認証を行う必要はありません。従来どおり、すべてのメッセージを参照することができます。

魔法陣 電子申告で個人納税者に係わるメッセージを閲覧する場合は、メッセージボックスへログイン後、「閲覧認証」ボタンより認証を行ってください。
 

＜参考＞
Ｑ＆Ａ（よくあるご質問） 
メッセージ「このメッセージの参照・削除等を行うにはメッセージボックス閲覧認証を行う必要があります。」が表示され、個人納税者の受信通知を参照することができない

②委任関係の登録<申告のお知らせ転送設定＞
毎年1月にe-Taxメッセージボックスへ格納される「所得税等、消費税及び贈与税の申告について」（以下「申告のお知らせ」）」は個人納税者のメッセージボックスのみに格納されますが、
閲覧するためには納税者の電子証明書を利用して上記①の「メッセージボックス閲覧認証」を行う必要があります。

しかし、そのままでは税理士・個人納税者（電子証明書を所有していない場合）どちらも「申告のお知らせ」を閲覧することができず、予定納税額等を確認できないことになります。
これを回避するため、e-Taxでは税理士との委任関係を登録することで、個人納税者のメッセージボックスに格納される「申告のお知らせ」を税理士のメッセージボックスに転送する機能が提供されました。

「申告のお知らせ」を税理士のメッセージボックスに転送したい場合は、
魔法陣 電子申告より、納税者側が「委任関係の登録(申告のお知らせ転送設定)」を行い、
e-Taxホームページ「メッセージボックス等を確認する（受付システム）」より、税理士側が「委任関係の承認」を行ってください。

※税理士側が「委任関係の承認」を行っていない場合は、「申告のお知らせ」は転送されません。
※転送の対象は「申告のお知らせ」のみのため、「振替納税のお知らせ」等の他のお知らせは転送の対象外です。

＜参考＞
Ｑ＆Ａ（よくあるご質問） 
委任関係の登録の手順について
委任関係の承認の手順について

「委任関係の登録」の概要や全体の流れについては以下の文書をご参照ください。
委任関係の登録(申告のお知らせの転送設定)には対応していますか？